食べることは、生きること
過食嘔吐

過食嘔吐で歯が溶けるなんて嫌だ!そんなわたしがやっていた4つの対策!

 

「食べ吐きすると、歯が溶ける」

 

過食嘔吐をしていた私は、そんな恐ろしい言葉を耳にしました。

 

マジで?歯溶けちゃうの?嘘でしょ!?

歯が溶けるのは困る。

だがしかし、過食嘔吐はやめられない。

 

どうしたらいいの~~!!!と、そういった不安も抱えていました。

おそらく、この記事をご覧になっているあなたは、同じような不安にかられているのではないでしょうか。

 

たしかに、過食嘔吐をしていると歯が溶けるというのは本当のようです。

しかし、5年間過食嘔吐をした私は、一応ある対策をとっていたからか、歯が溶けずにすんでいます。

 

そこで今回は、過食嘔吐をやめられないけど、歯が溶けてるなんて嫌だ!とお悩みの方へ、私も実際にやっていた4つの対策をご紹介します。

歯の丈夫さなどは個人差があるので、必ずしも効果があるとは言えませんが、やらないよりはやってみるべし!

気休めにもなるので、ぜひ試してみてくださいね。

 

過食嘔吐で歯が溶ける?歯に現れる症状

過食嘔吐をすると、なぜ歯が溶けるのでしょう?

それは、胃酸が原因。

食べ物を胃の中から吐き出す時に、胃酸も一緒に出てきますよね。

その胃酸によって、歯がボロボロになる危険性があるんです!

歯が黄ばむ

まず、歯のしくみを簡単にご説明します。

私たちが目で見ている歯の白い部分は「エナメル質」、その中にあるのが「象牙質」と言われるものです。

【エナメル質】

歯の一番外側の部分で、人間の体の中では一番硬い組織

一度破壊されたら再生できない

【象牙質】

エナメル質のすぐ下の層にある組織

黄色っぽい色をしている

胃酸によって、エナメル質が溶けていくと、どんどん白い表面は薄くなります。

そして、象牙質の黄色っぽい色が目立ってくるんです。

これが、過食嘔吐で歯が黄ばむと言われている原因です。

 

また、象牙質は歯の先端にはないので、エナメル質が溶けてきている場合、歯の先端は透けて黒っぽく、根本はより黄色っぽく見えたりもします。

こういう症状は、酸蝕症(さんしょくしょう)とも言われています。

 

虫歯になる

摂食障害の人は、一般の人に比べて虫歯が多いと言われています。

過食嘔吐による胃酸で歯のエナメル質が溶けると、虫歯になりやすくなるからですね。

虫歯だけでなく、歯周病や歯肉炎を招く恐れも・・・。

 

また、拒食症の人でもカロリーを補うためにアメやガムをずっと口の中に入れている場合、砂糖が虫歯菌を増やしてしまう可能性が高いです。

歯が欠けたり、溶けてなくなる

胃酸でエナメル質が薄くなるということは、歯の頑丈さも失われてくということです。

もろくなった歯は、ちょっとしたことで欠けたり、折れやすくなってしまいます。

最終的には溶けてなくなる可能性もあるのだとか!

そうなった場合、年齢関係なく入れ歯をする生活になってしまいますよね。

口臭がきつくなる

過食嘔吐による胃酸で、口の中も酸性になり、酸っぱい臭いがすることがあります。

もちろん、虫歯や歯周病が口臭の原因にもなります。

拒食症の人も、食べ物を口にしない=唾液の分泌が少ない状態になると、”ドライマウス”になりやすく、口の中の細菌が繁殖してしまい、口臭がきつくなるとも言われています。

 

歯が溶けるのを防ぐためにしていた4つの対策

過食嘔吐はやめれないけど、歯が溶けちゃうなんて勘弁・・・。

そんな私は、次の4つのことを常に意識していました。

  1. すぐに口をすすぐ
  2. 歯磨きはしばらく経った後
  3. 酸性のものをなるべく口にしない
  4. マウスウォッシュは低刺激のもの

①すぐに口をすすぐ

過食嘔吐をしたら、とにかくすぐに口をすすぐ!!

これは絶対です。

うがいができる状態でなかった場合は、お茶や水などを飲むふりをして、ひそかにブクブクとしていました。

(ただし、飲み込む羽目になりますが・・・)

なるべく口の中の胃酸を薄めるように意識していました。

②歯磨きはしばらく経った後

「過食嘔吐の後すぐに歯を磨くのはよくない」とどこかで聞いたことがありました。

通常は食後すぐに歯を磨いてもいいけれど、過食嘔吐などの胃酸でエナメル質が溶けてきている場合、すぐにゴシゴシすると余計に削ってしまう恐れがあるとのこと・・・。

 

自分のエナメル質が溶けてきているのかどうか、自分では判断できませんでしたが、とにかく大事をとって、歯磨きはしばらく経った後にしていました。

過食嘔吐をする度にすぐに口をすすぐ、そして寝る前くらいに歯磨きをしていました。

③酸性のものをなるべく口にしない

過食嘔吐の時は、炭酸飲料やオレンジ・グレープフルーツなどの柑橘類など、酸性の強いものはあまりよくないとも聞いていました。

どうも、酸性の刺激を与えると先ほども少し触れましたが、酸蝕症(さんしょくしょう)になりやすいのだとか。

 

まぁ、私の場合ビールは平気で飲んでいましたけど(笑)

ただ、過食嘔吐した後のあの酸っぱい感じ(生々しくてすみません)の口の中に、さらに酸っぱいものなんて入れる気にもなれず、どちらかというと牛乳とかまろやかなものを欲した覚えがあります。

それが実は歯にもよかったみたいです。

④マウスウォッシュは低刺激のもの

胃酸が残っていると思うとなんだか嫌だったので、マウスウォッシュもたまに使っていました。

使ったのは、ノンアルコールの低刺激のもの。

ただ、それもあまり意味がないともいわれていますよね。

過食嘔吐後の歯のケアに大事なのは、「フッ素洗口剤」だそうです。

フッ素には歯の質を強くしてくれたり、虫歯になりにくくしてくれる効果があります。

なので、歯磨きをする際も、フッ素入りの歯磨き粉を使うといいそうですよ。

まとめ

過食嘔吐のせいで歯が溶けるなんて、たまったもんじゃないですよね。

こっちだって吐きたくて吐いてるんじゃないんだよ!と、誰に言うでもなく一人でプンプンと怒っていたのを思い出しました(笑)

 

約5年間ほど毎日過食嘔吐を繰り返しましたが、実際先ほどご紹介した対策をしていたからか、もとから歯が丈夫なのか、今でも虫歯は一本もない状態です。

若干歯の先端が透明っぽくなってるかな~という気はしますが、特になにも治療せずにいます。

 

過食嘔吐をしているから、必ず歯が溶けるということはありません。

ちゃんとした対策をとっていれば、未然に防ぐことも可能です。

あきらめずにチャレンジしてみてくださいね!